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2011/06/22

その「望み」、エゴかはたまたエッセンスからか?





15年ほど前になるだろうか?


私が一番最初にヒーラーになりたい、と思ったのは

今となっては恥ずかしい、と思う人もいるであろう類いの

いわゆる「エゴ」の動機にすぎなかった


今思えば

そのときの自分のままでは

どこか十分だと感じられなかったことを

一種の超能力的なものを得ることによって

埋め合わせたいと願っていたのだと思う


その頃の私は音楽事務所を経営しており30代半ばで

年収数千万円

世界的な有名人やクリエーター、芸能人

セレブと言われるような人たちとつるんでは遊び

ビジネスクラスで世界を旅行する沢山の時間的自由もある

人も羨むような暮らしをしていたにも関わらずである



中でもバーバラ・ブレナン・スクール・オブ・ヒーリングを行くときに

考えていたことは

微笑みなしでは分かち合えない


私にはそのとき

金融関係の会社に勤めている

エリートの米国人の彼がいた


二人はまだそれほど長い付き合いではなかったにも関わらず

私は一方的に彼と結婚するだろう

と勝手に思っていたのだ


そしてもしも彼と結婚するのなら

そのときの仕事をやめて

自宅に人に来てもらってできる

彼の転勤に合わせ世界中どこにいてもできる

「ヒーリング」を身につけてのんびり暮らそう

と考えたのだ



ははは


可愛いいなあ

当時の私



私がこんなカミングアウトをここでしているのは

他でもない

私のクライアントさんの中には

スピリチュアリティへの神聖な思いと

コミットメントが強いがあまり

自分の望んでいることがエゴだ、ピュアではない

と批判し

動けなくなっている方がいらっしゃるようなので

今の自分を受け入れることで

人生をすすめるヒントになれば

と思ってのことである


自分の内側にある欠けた部分を満たそうとするために

外にだけ求めてもうまくいかない


だからといって100%満たされるまで

創造するのを待っていたら

いつまでも身動きがとれないままだろう


「すべての道はローマへと続く」


私はこの言葉が大好きだ


あなたがどうあがいても

どう楽しんでも

道はひとつへと続いている



間違った道もなければ

正しい道もない


ただあなたがどんな波動を送り出しているかに即して現れる

現実という幻があるだけだ


自己批判のエネルギーを

自己観察へ

自己受容へと変換しよう


あなたが何かを欲しがる動機が

自分にとって純粋でないと感じたら

興味を持って眺めてみよう


そしてそのことに気づいたことで

「よっしゃっ」と小さくガッツポーズをして

自分のことを抱きしめてあげよう


それでもまだそれが欲しかったら

取りに行っていいのだ


創造していいのだ



時に人は回り道をしたからこそ

はやくたどり着くこともある


回り道をしまいと

注意深くなりすぎて

同じ場所をぐるぐる回ることもある


自分を信頼することを覚えよう


宇宙そのものを信頼することを覚えよう


この世界に「間違い」というものはない


すべての選択はその瞬間において

いつも正しい


それを根底に持っていられれば

人の誤ったように見える選択にも寛容になれるだけでなく

例え他人や組織のすることを批判せねばならないときにも

攻撃ではなく愛と慈悲からそれを行えるようになることだろう


あなたの心に芽生えた

「欲しい」

「やってみたい」

を大切にしてあげよう


あきらめずに今の自分でできる

小さな場所を捜して

実際少しづつ行動に起こしてみよう


お金がないとか

時間がないとか

あるレベルでは本当だろうが

よくよく見て行けば

やならいことへの言い訳にすぎないことに気づくだろう


言い訳をする向こうには

変化を恐れる小さな子供のようなあなたがいるかも知れない


その子に向かって

こう言ってあげて欲しい


大丈夫

世界は安全なところだよ




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